今年度は介護保険の第8期計画期間に入りました。
それにともない65歳以上が払う保険料も改定され、5月14日に全国の市町村の基準額も公表されました。
それによると、阪南市の第8期の介護保険料基準額は6200円となり、7期からの上昇率は5.1%増となりました。
全国平均は6014円、上昇率が2.5%に比べると負担感の強いものになります。
保険料の上昇は今後も続く見通しで、厚労省は2025年度の全国平均を6856円と見込んでいます。
65歳以上(1号被保険者)が
払う介護保険料基準額
出典:大阪府・阪南市HPをもとに筆者作成
参考までに三市三町の介護保険料(基準額)を載せてみました。
第7期 介護保険料 | 第8期 介護保険料 | 上昇率 | 要介護認定率 | |
泉佐野市 | 6,500 | 6,650 | 2.3% | 22.7% |
泉南市 | 6,070 | 6,250 | 3% | 19.5% |
阪南市 | 5,900 | 6,200 | 5.1% | 19.9% |
熊取町 | 6,057 | 6,321 | 4.4% | 18.9% |
田尻町 | 6,750 | 6,750 | 0% | 22.9% |
岬町 | 6,000 | 6,000 | 0% | 25% |
出典:大阪府HP
保険者の9割、1419保険者では準備基金を取り崩して対応したそうです。
阪南市でも準備基金を2億円以上以上取り崩して対応してもなお5.1%増と上昇率が全国平均を上回りました。
詳しくは第8期阪南市高齢者保険福祉計画および介護保険事業計画をご覧下さい。
ファイナンシャルプランナー 坂本典子